<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 聞早鶯>
<Format: 格式不明>
<Year: 2011>
<BookName: 白楽天詩選（上）>
<Translator: 川合康三>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 早鶯（そうおう）を聞（き）く>
<BookPage: 313-315>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
日出眠未起，
屋頭聞早鶯。
忽如上林曉，
萬年枝上鳴。
憶爲近臣時，
秉筆直承明。
春深視草暇，
旦暮聞此聲。
今聞在何處，
寂莫潯陽城。
鳥聲信如一，
分別在人情。
不作天涯意，
豈殊禁中聽。
<End Poem>
<Translation>
日がのぼっても寝たまま起きずにいると、屋根から鶯の初音が聞こえてきた。
ふいに上林苑の夜明け、中書省の万年樹で鳴いている心持ちとなる。
思い起こすのは天子のおそばに仕えて、筆を手に承明に徹直していた時。
春深まり、詔勅起草の合間に、朝な夕なこの声を聞いたものだった。
今それをどこで聞いているのかといえば、寂しい潯陽の町。
鳥の鳴き声はまるで同じなのに、聞き分けるのは人の心がなすわさ。
天の果てにいることを忘れたら、禁中で聞くのと同じではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
日がのぼっても寝たまま起きずにいると、
屋根から鶯の初音が聞こえてきた。
ふいに上林苑の夜明け、
中書省の万年樹で鳴いている心持ちとなる。
思い起こすのは天子のおそばに仕えて、
筆を手に承明に徹直していた時。
春深まり、詔勅起草の合間に、
朝な夕なこの声を聞いたものだった。
今それをどこで聞いているのかといえば、
寂しい潯陽の町。
鳥の鳴き声はまるで同じなのに、
聞き分けるのは人の心がなすわさ。
天の果てにいることを忘れたら、
禁中で聞くのと同じではないか。
<End Formatted Translation>